tadashiriの日記(仮)

つらそうにしている、人

生活は踊っても怒られない

 ニートなので比較的元気な時はその場でぐるぐる回ったりしています。多動です。筋トレが続かないという悩みがあります。ダンベルを買ってください。それかアマギフが天から降ってこい。

 一応なんか仕事が発生しそうな機運はありますが、金がないのがきつくだるくて完全終了しています。一日長いんだけど気が付いたら終わってる感ありますね。日中終了になってたらぐらぐらと闇からブログの機運が高まってきたのでやっています。

 

 キングオブコントゾフィーが燃えてるの本当にかわいそうで、あれ別に明確な揶揄の対象がある感じもそこまで(とんねるずのアレと比べれば)しないし、むしろ燃やしている立場の人とゾフィーの意見は一致していると思うんですよね。親を飯炊き係だと思っている子供やだねってことでしょ。むしろお互い仕方なく親子やっているけど飯炊き係だよねって考え方はもっと許容されてしかるべきではと思ったので、そっちの方向には不快感がありましたが。まあ気分が悪ければ燃やすのが流行りだしなーみたいな感じです。アンガールズは2ネタ目のがよかったので大竹のコメントにへこたれないでほしい。キングオブコントの話はなんか周囲としたので、よかったですねみたいなかんじではある。

 タマフル過去回とか聴いたりしていると、シネマランキングで宇多丸師匠がヤマカンの実写映画に明らか気を遣っているのとかがサルベージされて面白いんだけど、こういう話はリアルタイムでしたかったなあと思いながら(それはできないので)結局どこにも書かないんですよね。ラジオの話は「聴け」で片付くきがしちゃってどうにも語る気になれない。ラジオも楽しみ方を提示してもいいんだろうけど、ああいうの解説するほどわかりにくくないだろっていうか、そもそも中で説明されるものだと思うし。

 

 最近見た映画の話をまとめてしようかとかも思うんですが『薄氷の殺人』の批評は三角絞めさんが白眉なので、そっちを読んでいただきたい感がすごい。

 それでもまあ苦行と思って語っていきますか。日常と暴力が同居しているオフビートに見せる序盤の展開が既にめちゃめちゃいいですね。バラバラ死体について冗談めかして語る作業員、実際に見つかる手、そして床屋での惨事(この床屋の褪せたスイカみたいな照明の色合いが素晴らしい)。倒れている男を心配して声をかけた男が次の瞬間に取る行動、その切り替わりの境目のなさ。何かが常に起こりうる、何かが起こらずにいられない、複雑怪奇な現実があります。

 あと何かを失ったひとが何かを失ったことが態度に現れる瞬間の切り取りとしてあのラストはとてもセンセーショナルでよかったですね。『ミスティックリバー』のショーン・ペンが決定的な事件を起こした翌日に、ケビン・ベーコンの質問に答えるあのシーンを彷彿とさせました。あの正気を疑う(やりすぎて核Pみたいになっちゃってる)シンセサイザーの音もたまらない。

 それにグイ・ルンメイの演じるヒロインは本当にエロかったですね。助けたいし殺されても構わないですね。ずっと足をなでたり、普通に過ごさせて顔を延々と撮ったりしたい。普通のセックスは興ざめ感がある。実際そういう興ざめなセックスをする。相当好きになってしまったので、観てほしい。

 

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 『ダンサーインザダーク』も観ましたが眠すぎてツイッターのコピペでひとネタ書いたことにする気も起きないので手短にいきますが、とにかく本能に不快を訴えるような映画でしたね。死に向かって生きている人の不気味さを飲み込めるか。あとガキの歌声が超キモイ。すごい。あと階段を上るときの歌がよくて、慰めるような言葉が意味をなさなくなりかけていて、そこで意味が消失した歌を歌うさまがなんとも鬼気迫るものがありました。なんか未見でない人と一緒にもう一度見たいですね。さすがに未見の人の顔が青ざめていくのを見るのはなんかいたたまれないです。

 

 さすがに寝ます。おやすみなさい。