tadashiriの日記(仮)

つらそうにしている、人

また読書録とかask.fmのはっつけとか

 こないだ『マジカル・ガール』を観て、そりゃもう、めちゃくちゃおもしろかったんだけど、それで燃え尽きたってわけでもないんだけど、それ以来一切映画を観ていない。なんかこう、観たいなと思いつつ二時間ラジオ聴くんとワケがちゃうぞとなってなんか億劫で....…みたいないつもの感じなので、自然とすげー観たい映画が出てきたら観ればいいかなと思っている。

 『マジカル・ガール』は何を書いてもネタバレになるんだけど、ノワール映画が好きな人は是非どうぞ。(香港ノワール的なホモソーシャルとかはないですよ)

 

 

 ところで、今日は更新の手間(一から考えて書く面倒くささ)を抑えつつほどほどの尺のブログを書くことをやっていこうぜ、というコンセプトでやっており、その一環としてツイッターでした話をそのまま持ってくるんだけど、こないだカメントツ氏の『こぐまのケーキ屋さん』の話をしたらフォロワーからのウケがちょっとよかった。

 

 で、まあカメントツ氏の他の漫画は好きですよというのは再三言っておくし

 

 直後にこういう発言もしている(改めて見ると僕めっちゃ偉そうなこと言ってねって感じしてきたのでつらい)のはわかってほしいと思いつつ、AVの例えは結構自分でも気に入っている。まあでもいつ頃かまで腐女子の人たちが「部屋の観葉植物になったつもりで読んでる」みたいなことを言ってたのと同じあれではとも思う。

 

 

 それと、こないだこういうことがあってこういうのがask.fmに寄せられたので答えました。答えた時点では満足感があったのと、その割に反響がないので読んでください。

ask.fm

 結果的に僕のろくでもない思い出がフラッシュバックされてつらい。それとまあ、いつものように読書録を書きます。

 

 

 

 

最近読んだもの

 

『哲子の部屋 Ⅰ~Ⅲ』NHK『哲子の部屋』制作班(Ⅰ、Ⅱ監修:國分功一郎、Ⅲ監修:千葉雅也) 

 なんだろう、わかっていく過程を読ませる本でありながらも、僕のような「哲学とかなんとなく興味はあるし、こうじゃね?こうじゃね?と考えたりはしているのだけど、体系的な学びが全然できていない人」の頭のなかにかきたま汁状にある漠然としたものを整理してくれる感じのする本だった。

 

『文学の読み方』さやわか

 二度目だがなんとなく(他にもいろいろあるのに)読んでしまった。ロジック自体のお役立ち感はもちろん良いんだけど、二度読むと改めて昔の人の当てになるようでならない感じが面白い。

 

薬指の標本小川洋子

 表題作のみ読了。ある人がめちゃくちゃ好きらしいので読んだ。なんかまあ、ファンタジーとも、作品自体がでかいpoemであるとも言えると思うんだけど、poemとしては僕はもっと漠然とした、散漫なものの方が好みである。綺麗でうまいと思うが、登場人物の行動が予定調和に即しすぎているように見える。やや駄肉と一緒にディテールを削いでしまっているからなのでは?と思う感じ。ある人のお気に入りなのはなんとなくわかる。

 

『ポエムに万歳!』小田嶋隆

『新しい分かり方』佐藤雅彦

 少し前に読み終わってから、若干忘れてしまっているので、まとめて読みましたよというだけのお焚き上げゾーン行き。

 

 

今読んでいるもの

 

 『気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』村瀬秀信

 講談調というか、ゴシップ誌調というかという感じの文体や、過剰な例えがやや苦手。

 

 『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』島田荘司

 ルビ版があったので、持ってるけど買ってしまった。まだほぼ読んでない。