tadashiriの日記(仮)

つらそうにしている、人

モテる夢が見たいのでそういうおまじないをかけてください

 時折り人と会ってくると過集中が爆発して完全にうざいくらい話してしまうんだけど、今日は人と会ってきた(そしてすごくそうなった)。でもそこから書くと収まりが悪いので、そこまでの流れで書く。僕がうざいくらい話すのは普通のことなので、別にそこが山場ってわけでもない。

 まず、朝家を出て職安に行ったけれどもなんだか目が滑ってしまい、だいたい職安に行ってきたなあくたびれたなあと思えるぐらいくたびれたところで出た。それでブックオフに行ったけれどそれも目線が滑ったので(ダグラス・アダムズの銀河ヒッチハイクガイドでしたが本が悪いわけではない)とりあえずケバブを食べた。お腹が埋まって落ち着いたら今度したいことがわからなくなってしまって、そのわからなさといったらそこに自分がいない時のようなわからなさだったので、所在なくセブンのイートインにただただ座っていた。人に会う約束の連絡をしたのはそのとき。

 人からはずいぶん早く既読がついて、そんで集合時刻が決まってみると、少し気持ちが向いてきて、それまでに少し頭に情報を入れようと思った。それで、図書館に行って佐藤雅彦の『四国はどこまで入れ換え可能か』を読んだ。活字で一敗したところなので、漫画で助かった。あとがきでこの本をめぐる空気感などが伝わってきてよかった。結婚式のやつと、指入ってるおばあちゃんシリーズが好きです。佐藤雅彦さんはざっくりいうと、錯覚、もっと広く言うと見えているものの差異を扱う作品が多いイメージがある。読み終わると狐につまされたような、頭の上にスチールウールみたいなもじゃもじゃが浮かびつつ、それがどうしてか気持ちがいい、という感触を持ち帰る。そこそこ活動歴の長い人なので、大きめの図書館に行けば一冊ぐらいある気がします。

 それでまあ、その後なんとなくスーパーのおそうざいをつまんでたら人が着いたということなので、合流し、そっくり展に行った。色々あって無料で見たのであれだが、何だか質の高いものと賑やかしの落差ギャップがすごかった。賑やかしは賑やかしで「ひょっとして、○○ってパチモンでいいのでは」と思わせてくれたりはするのだが。

 その後がタイトルの通りだが、なんか最近映画の感想をこまごまと言うと映画の感想で言わなかった分の面白さが失われるような気がしてしまい、結果的に人にただ『勝手にふるえてろ』見ろという形になった。無理と言われた。仕方ない。それから、人の元知ってる人の悪口だとか、最近勢いのある芸人の悪口だとか、そういうのを延々と話した。人の元知人の話はあれだが、最近勢いのある芸人の悪口はブログに書きはしないけれども直接会うか通話かツイキャスでもいいんですけど、話す気はあるので、聞きたければ連絡くださいという感じ。それで連絡来たことはないんだけど。あ、そんで帰った。


追記

展ですが、やっぱりかなりおすすめしない。