tadashiriの日記(仮)

つらそうにしている、人

 なんだかこのまま寝るのが寂しいので最近あったことを書く。

 『15時17分、パリ行き』を観た。働きだしてから映画をまともに見なかったんだけど、短いのでなんとなく借りた。実際にあった無差別テロ事件(未遂)を本人が演じるという突飛な立て付けで、果てしなく地味な内容だった。というか、なんだろう、何も起きないけどポエジーがあるとかでもない、わかりやすくてこじんまりとしたストーリー。正直映画の題材として厳しいと思ったが、クリント・イーストウッドだけあって構成で興味を誘うのもうまいし、撮り方でシークエンスごとの雰囲気を変えるのがうまいので、なんだかんだ結構見れてしまった。やっぱり疲れてるのか、この調子でどんどんDVD借りて観るぞとは思わなかった。

 デーモン小暮閣下(現在と名義が違うためそのまま表記)の『WHEN THE FUTURE LOVES THE PAST~未来が過去を愛するとき~』が個人的にヒットだった。なめらかで主旋律がすごいよく聴こえ、かなり耳に悪い感じでリズム楽器が響いているのに、どこかこもった録音がかなり心地よく、途中の小芝居は正直どうでもいいが曲もとにかく色々なので(というか色々な人が参加してる系のアルバムなので)面白い。『ZUTTO』はZORK1(PS)を思い出すような幻想的なアレンジだし、『SING LIKE A HUG』は岡村靖幸の曲なのにかなりさわやか。(くどいところはもちろんあるけど)『熟女カマキリ』は忙しなくてテンションが高いのにAメロがまんま『ガラモン・ソング』だったりして、いい意味で”どうかしてる”感があっていい。小手先でふざけているのではないふざけ感というか。

 あ、あとバーベキューに行った。ベルの成吉思汗のタレがすごいうまかった。というか肉はうまい。あとスパ銭系の温泉に行った。風呂はいい。おとといはそういういい休日を送った。毎日こうだといいのだけど……。あと、帰りに寄ったTSUTAYAの女の子が美しい顔をしていてよかった。そのことに翌々日の今日も思っているのはかなりアレだと思う。映画をモリモリ観る気はしないが、TSUTAYAには通いたくなった。こないだは路上で泣いてる女の人を見た(気を付けてとだけ伝えた)し、これからモテるんじゃないかと踏んでいる。いや単に働き始めたから人と出くわすというだけなんだろうけど。