tadashiriの日記(仮)

つらそうにしている、人

ビニ傘なのか真っ白けなのか

 僕が飲んだくれたりあんまりうまくないソーセージにカレー粉と味塩コショウをかけて食べたりしている間に友達(向こうがそう思ってくれてるかはわからないうえ、もしそうでなかった場合僕のコネクレイジー感がすごいのだが)が吐兎モノロブというペンネームで読み切り連載を獲得していた。ので、普段全く漫画誌など買わないのだが彼のデビュー作の載った『ヤングキングアワーズGH』を買った。

 

www.shonengahosha.co.jp

 で、まあこれがジュンクにも三省堂にも売っていなかったので、僕と違って読書家なサラリーマンの方々を尻目に(もちろんサラリーマンの方が読書の暇がなかったりするのはわかるのだが、その時は本当にそういう方向に気分が揺れていた)ぶつくさぶつくさ言いながらヤマダ電機の本屋に行ったらあった。本人には面識が一応あるのだが、会った時より雑誌を見つけた時の方が「インターネットは実在するんだ!」と思った。あと最近はオタクでもなんでもないので、二次元乳房がバインバインしてる表紙の本をレジに持っていくのに若干の抵抗があったりした。

 

 それで『ヤングキングアワーズGH』がどうだったかというと、エロ漫画じゃねえかという感じ。もうここまでやるならエロでやれよみたいなのはちょこちょこあった。現状通りギリエロぐらいがちょうどいいのももちろんあった。

 

 

 

 ところで、あまり脈絡なく本題に入る。普通二時間前まで発売日だったというスピードでネタバレをするものではないと思うが、どうしても「こゆこと?こゆこと?」ってやつがしたくなったので、すぐ下の方にふんわりと感想を書いていく。一応まだ読んでない人はこの先を見ないで(一応こう書いたんで知りませんよということです)。

 

 

 

 

 

 とりあえずモノロブ君の書く女の子はほっぺがかわいいよなーと思う。あと全体的に紙面はエロ漫画なのだが、モノロブ君の漫画もちゃんとスケベだった。

 というのも、ゆきねがあすかにある話をするシーンが、結末によって「相手に自分を見せるシーン」だったのだとわかる。自分のことを知られようとするシーンってエロいじゃないですか。そのエロいところで話がフェードアウトして、時間軸が動く。そしてのちに回想シーンで、その話の終わったところまで飛ぶわけだから、これはもうほとんど濡れ場をカットする演出だったと言って差し支えない。それでオチも食べちゃうわけだし。

 ただ、最初のシーンでゆきねが傘のオバケだったかというとわからないところがあり、僕はだった方がとエロいなーと思ったのでそう解釈した。

 そうでない場合、『レベルE』の食人鬼ばりに耐えた結果悲しい結末を迎えたとかに解釈できる向きもあるなと思って、それはそれで悲しくていいのではないかと思った。根本的な部分に乗っ取り物があると考えたらどうか的な。どんどん言っててそうじゃなくね?という気がしてきたのでこの辺で寝る。